GOLDEN☆BEST / ふきのとう

ふきのとう GOLDEN☆BEST / ふきのとう歌詞
1.白い冬

作詞:工藤忠行
作曲:山木康世

一人で想う 秋はもう深く
過ぎ去れば 空しく消えた日々
あなたに逢えた 秋はもう遠く
迎えつつあるは 悲しい白い冬

一人で暮らす 冬は早や涙
想い出せば 空しく消えた日々
あなたを愛した 秋はもう去って
感じるものは 悲しい白い冬

もう忘れた 全て あなたの事は
秋の枯れ葉の 中に捨てた

一人で暮らす 冬は早や涙
想い出せば 空しく消えた日々
あなたを愛した 秋はもう去って
感じるものは 悲しい白い冬

もう忘れた 全て あなたの事は
秋の枯れ葉の 中に捨てた

もう忘れた 全て あなたの事は
秋の枯れ葉の 中に捨てた


2.南風の頃

作詞:村上実
作曲:山木康世

南風吹いたら 流れ雲流れて
本棚の写真帳 色あせたまま
陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ
縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ
この町になれようと 泣き笑いおぼえて
かわらぬ生活(くらし)に季節をみつけた

僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます
昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます

南風吹いたら 吹き流し流れて
本棚の日記帳 書き残したまま
こぼれ落ちる押し花に あなたを想いつつ
足組んで ひとりぼっち ひなたぼっこ
この町になれようと 泣き笑いおぼえて
かわらぬ生活に季節をみつけた

僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます
昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます


3.初夏

作詞:山木康世
作曲:山木康世

噴水の前で 記念写真を
撮っているのは 新婚さんかな
ぼくは座って それを見ている
鳩はつついてる とうきびの殻を

夏の初めの昼下がりは
とても馴じめず淋しくなる

時計台を見て たむろしている
大きなリュックの黒いカニ族
ぼくは通り過ぎ 見ない振りして
道を聞かぬよう 声をかけぬよう

夏の初めの昼下がりは
とても馴じめず淋しくなる

地下街はいつも都会の顔して
狸小路を 田舎扱い
ぼくは地下鉄の電車を待ってる
センチメンタルに浸った振りして

夏の初めの昼下がりは
とても馴じめず淋しくなる

夏の初めの昼下がりは
とても馴じめず淋しくなる


4.街はひたすら

作詞:山木康世
作曲:山木康世

ひと雨ごとに風は冷たく吹いて
空の蒼さに 木の葉を落とし
季節を変えています

人波の中重い足どり
通りすぎて 振り向けば
いつの間にか ひとりぼっち
街はひたすら 冬を目指し

生きる道での 辛い別れを思い
そっと机に 涙を落とし
雨音 聞いています

人はそれぞれ めぐり逢えても
曲がり角で 手を振れば
いつの間にか ひとりぼっち
街はひたすら 冬を目指し

人はそれぞれ めぐり逢えても
曲がり角で 手を振れば

人はそれぞれ めぐり逢えても
曲がり角で 手を振れば
いつの間にか ひとりぼっち
街はひたすら 冬を目指し


5.風の船(海よりも深く…)

作詞:山木康世
作曲:山木康世

船は行く波の上 あなたが好きだった街
あこがれの金沢へ ぼくを連れて走れよ

暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える
潮風に月あかり 夏の夜は始まる

忘れるために来た 一人の旅なのに
それでも あなたの面影 夢に見る
流れ星 おやすみ 遠く 潮騒の空に

船は行く波の上 飛魚がはねる
北陸の海をすべり 交わる空は悲しい

北の国へ帰る 青く光る風よ
もう一度あの人に伝えて この心
今でも あなたを愛してる 海よりも深く

北の国へ帰る 青く光る風よ
もう一度あの人に伝えて この心
今でも あなたを愛してる 海よりも深く


6.雨ふり道玄坂

作詞:山木康世
作曲:山木康世

雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの
淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ

ガラス窓から後ろ姿が 雨に煙りがすんで消える
ただあなたに嫌われないように いつか
長い髪も切ったのに

電話ボックスで夜が明けるまで
一人で寒さしのいだ冬の日
ただあなたの笑顔が見たくて 一人
馬鹿げた事もしてきた

あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの
淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ

あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの
淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ

今日が二人の終わりだなんて
誰がきめたの一年少しで
ただあなたに夢中で暮らしてきた今は
誰も何も信じたくない

あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの
淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ

あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの
淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ

雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの
淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ

雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの
淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ


7.美しく燃えて

作詞:細坪基佳
作曲:細坪基佳

脱ぎっぱなしの キャメルのブーツ
そろえかけて やめました
ドアを閉めて 一度だけ
あなたの名前に サヨナラ

何も言わず 出てゆくけど
それがボクのあなたへの
せめてもの やさしさと
いつか気づいて くれるでしょうか

あなたに教えてもらうこと
今のボクには何もない
いつかめぐり逢う時がくれば
ボクがあなたを愛したい
美しすぎる 部屋の中で
やさしすぎたあなた

背伸びしてた ボクの気持ちに
ほほえんだのは あの日のあなた
ワイン持つ手や タバコのポーズ
すべてがボクより 似合っていた

あなたに教えてもらうこと
今のボクには何もない
いつかめぐり逢う時がくれば
ボクがあなたを愛したい
美しすぎる 部屋の中で
やさしすぎたあなた


8.風来坊

作詞:山木康世
作曲:山木康世

この空どこまで高いのか
青い空 お前と見上げたかった
飛行機雲のかかる空
風来坊 サヨナラがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
雲がちぎれ 消えるだけ
空は高く 高く

この風どこまで強いのか
北の風 お前と防ぎたかった
ピュー ピュー 身体を刺す風
風来坊 うつむきがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
背中丸め 直すだけ
風は強く 強く

この道どこまで遠いのか
恋の道 お前と暮らしたかった
振られ捨てられ 気付く道
風来坊 強がりがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
瞳熱く うるむだけ
道は遠く 遠く

この坂どこまで続くのか
上り坂 お前と歩きたかった
誰でも 一度は上る坂
風来坊 独りがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
影が長く 伸びるだけ
坂は続く 続く

坂は続く 続く……


9.流星ワルツ

作詞:山木康世
作曲:山木康世

誰にも知られず ひっそりと
離ればなれに 生まれ落ち
闇から闇へと かけめぐる
男と女の 流れ星

ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて 流星ワルツ

若い日 あなたにめぐり逢い
離れられない 二人には
月日は悲しく 過ぎ去った
男と女の 流れ星

ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて 流星ワルツ

くちびる重ねて ゆっくりと
二人一緒に 燃えつきる
春までしんぼう もう少し
男と女の流れ星

ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて 流星ワルツ

ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて 流星ワルツ


10.影法師

作詞:山木康世
作曲:山木康世

おまえの小さな想い出を おかっぱ頭の面影を
も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町

今でも覚えてるか
好きだと一言いえず
一人後ろ姿見ていた
一人ぼっち 影法師

おまえの小さな想い出を 浴衣姿の面影を
も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町

今でも覚えてるか
自転車の後ろに乗せて
夏祭りサーカス見物に
手をつないだ 影法師

おまえの小さな想い出を 涙でにじんだ面影を
も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町

今でも覚えてるか
本気で愛していたよ
嫁に行く姿見送った
離ればなれ 影法師

今でも覚えてるか
本気で愛していたよ
嫁に行く姿見送った
離ればなれ 影法師


11.ここは、沖縄

作詞:山木康世
作曲:山木康世

青い空が広がる ここは南の島
海は珊瑚の緑色
ここは沖縄 レイ レイ ホー

羽田からジェットで
2時間とちょっとで
夢の島が広がる
ここは沖縄 レイ レイ ホー

三弦(サンシン)の調べが ラジオから流れる
フェリーボートは夢乗せて
ここは沖縄 レイ レイ ホー

酒は焼酎泡盛 あいつ飲み過ぎて
腰を抜かしたそうだよ
ここは沖縄 レイ レイ ホー

あの娘ちょっぴり黒いけど
とても器量がいいと
情が深いと評判
ここは沖縄 レイ レイ ホー

北じゃもうすぐ雪降る
なのに半袖姿
日本も広い国だね
ここは沖縄 レイ レイ ホー

青い空が広がる ここは南の島
海は珊瑚の緑色
ここは沖縄 レイ レイ ホー

レイ レイ ホー
レイ レイ ホー


12.思い出通り雨

作詞:山木康世
作曲:山木康世

君の目は寂しそうに 遠くを見てる
あの人を追いかけて 遠くを見てる

思い出通り雨 も一度 降れ降れ
気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ

君はただひとりぼっち ベンチに座る
あの人と話をした ベンチに座る

思い出通り雨 も一度 降れ降れ
気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ

君の手は悲しそうに 手紙を捨てる
あの人の匂いのする 手紙を捨てる

思い出通り雨 も一度 降れ降れ
気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ

君は今 雨の中を 歩き始める
あの人を忘れようと 歩き始める

思い出通り雨 も一度 降れ降れ
気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ

思い出通り雨 も一度 降れ降れ
気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ


13.春雷

作詞:山木康世
作曲:山木康世

突然の雷が 酔心地 春の宵に
このままじゃ夜明けまで 野ざらしずぶ濡れ

春の雷に 白い花が散り
桜花吹雪 風に消えてゆく

過ぎた日を懐かしみ 肩組んで涙ぐんで
別れたあいつは今 寒くないだろうか

春の雷に 帰るあてもなく
桜花吹雪 家路たどるふり

声なき花の姿人は 何を思うだろう
まして散りゆく姿 この世の運命を

春の雷に 散るな今すぐに
桜花吹雪 命つづくまで

春の雷に 散るな今すぐに
桜花吹雪 命つづくまで


14.柿の実色した水曜日

作詞:山木康世
作曲:山木康世

今度君に いつ逢えるかな
偶然街で 逢えたなら
やあ こんにちは 元気そうだね
それとも 知らん顔をして
いつものくせで 腕組んで
空を見上げるの

今日でふた月 別れた日から
忘れるようにしたけれど
声が聞きたい夜があったら
たまには電話してもいい
いつものくせで ぶっきらぼうに
もしもし はいそうです

覚えてるかな 逢った日の
空と山の色
柿の実色した水曜日
初めて君を見た

いつか君も 大人になって
結婚する日 来るだろうな
冬と夏に 葉書を一枚
暇があったら 返事ください
いつものくせの右下がり
君の文字が見たいから

覚えてるかな 逢った日の
空と山の色
柿の実色した水曜日
初めて君を見た

初めて恋をした…


15.やさしさとして想い出として

作詞:山木康世
作曲:山木康世

もうあなたと逢えなくなる
二人で夢に見た 手さぐりの
青春は通りすぎた 昨日の風のように
もう あなたは冗談も言わず
九月のことに かかりきりみたいで
夜の街は 淋しすぎて
その上 冷たすぎて

爪の伸びた小指をかみながら
こぼれる涙に言い訳していた
知らないこととはいえ 短すぎた
ぼくが一年離れているうちに

あなたが あなただけが
こんなに 変わるなんて

もうあなたの涙もろさや
人一倍の負けず嫌いなとこも
あなただけの やさしさとして
帰らぬ 想い出として

少女のような笑顔にあの店で
知らず知らずのうちに好きになり
寒い夜にだきしめて見つめあって
小さな愛を確かめてきたのに

あなたが あなただけが
こんなに 変わるなんて

あなたが あなただけが
こんなに 変わるなんて


16.冬銀河

作詞:山木康世
作曲:山木康世

冬の朝の窓辺に 風を送る
春の香りする おはようの風

辛く悲しい時は 声を出して
呼んでくれたなら 力になるよ
Di……

幸せになりたいね ほんの少し
ぜいたくも少し今より少し

眠るあなたのもとに 夢を送る
幼い頃見た 七色の夢
Di……

いつか手と手をつなぎ 歩く日迄
僕は僕なりに 生きているから

寒い空を流れる 冬の銀河
あなたを夢見る ロマンの銀河
あなたを夢見る ロマンの銀河


17.メロディー

作詞:山木康世
作曲:山木康世

緑に囲まれた 北国の街
あなたを見かけた 思い出の道
初めて声をかけた 夏の夜に
星達がにぎやかに みつめていた

あなたをいつしか 愛していた
燃えるその心に 照れながら
言葉はいらない そばにいれば

あなたの温もり 思いやりが
手にとるように分かり うれしかったよ
若い日のあなたと私のメロディー

あなたといつしか 歩いていた
燃える夕焼けの空 坂道を
死ぬまであなたを 離さない

あなたと生きて行く 長い道を
これから始まる 新しい日々
若い日のあなたと私のメロディー
若い日のあなたと私のメロディー


18.涙のらぶれたあ

作詞:山木康世
作曲:山木康世

霧雨ノ煙ル交差点デ
アナタニヨク似タ人見カケタ
思ワズ足ヲ止メマシタ
マダ肌寒イ春ノ街デ
ドウシテイマスカ元気デスカ
アナタニモ一度会エタラト
訪ネテミマシタ留守デシタ
何故カ涙ガコボレマシタ
アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜
心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク
夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢
涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中

悲シイダケノ思イ出ハ
巡ル月日ニ色アセタ
今デハ懐シイ片想イ
儚イ恋ノ終ワリデシタ
アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜
心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク
夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢
涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中
夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢
涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中

Ra、ra、ra…


19.ひとりの冬なら来るな

作詞:山木康世
作曲:山木康世

涙がぽつんと落ちた あなたの写真に落ちた
にじんで見えなくなった 酔いつぶれた部屋で
思い出せば淋し 恋の物語
すれ違いのままで 冬を迎える
かなわぬ夢なら見るな わびしくなるから見るな
あなたを待つには遠い ひとりの夢なら見るな

夜中にぽつんと起きた 寒くて寒くて起きた
カーテン開けたら外は 雪がちらついてた
初雪みたいな 恋の物語
積もらないうちから 急ぎ溶けてく
積もらぬ雪なら降るな わびしくなるから降るな
愛しく待つには辛い ひとりの雪なら降るな

通りを悲しく過ぎる チャルメラ悲しく過ぎる
屋台に腰掛けラーメン あなたも好きだった
白い湯気にうつる 恋の物語
冷えた空の中に あわく消えてく
淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな
春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな

淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな
春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな


20.雨に濡れて

作詞:山木康世
作曲:山木康世

ミルク色の街に 絹の雨が降る
朝はまだ静かな 夜明けの中で
君を抱きしめる 愛を確かめる
君が好きだから 離したくない
何も言わないで ほらほら
瞳閉じたまま そうそう
唇かさね 夢の続き
このままずっと 雨に濡れてよ

少し爪の伸びた 細い白い小指
震えているんだね 壊れそうな肩
君を抱きしめる 愛を確かめる
君が好きだから 離したくない
まわり気にしないで ほらほら
立ち止まったまま そうそう
唇かさね 夢の続き
このままずっと 雨に濡れてよ
雨に濡れてよ


21.12月の雨

作詞:山木康世
作曲:山木康世

外は朝早くから 篠つく雨
ぼんやり煙草をくわえ ながめている
寒さまじりの 季節はずれの雨
君は今頃どこかで どうしているんだろう

※も一度いちから やり直したい
離ればなれの 二人の生活に もう
終りを告げて 優しかった頃の
二人にもどり 今年の冬をむかえたい※

冷えた部屋の中に ただよう煙
いつか君と2人 肩寄せ合って
いつまでも2人歩いた 雨の電車通り
やみそうもない雨 12月の雨

(※くり返し)

あれからどのぐらい 過ぎただろうか
君の涙に濡れた 最後の悲しい
何かいいたそうな 黒い瞳を
想い出させる 12月の雨

(※くり返し)

僕はあいも変わらず 昔と同じ
旅から旅への 毎日です
こうして一年があっという間に
足早に過ぎてゆく事に
つらく思う時がある

(※くり返し)

いちから やり直したい
離ればなれの 二人の生活に もう
終りを告げて 優しかった頃の

December rain rain
December rain …


22.YABO

作詞:山木康世
作曲:山木康世

星が綺麗 銀の星
人が恋し 恋の夜
逢えないあなたへの夢は
夜空をかけめぐる
見果てぬ今夜は
あなたに未練です
帰ろう mumu〜 YABOな夢
来ない mumu〜 YABOな人

指を鳴らし 口笛を
好きなメロディー ♪〜
哀しいあなたへの唄を
夜道にたたずんで
朝から晩まで
あなたに首ったけ
帰ろう mumu〜 YABOな夜
来ない mumu〜 YABOな人

かなわぬあなたへの愛は
夜ごとつのるばかり
冷たい夜風は
誰れかによく似てる
帰ろう mumu〜 YABOな風
来ない mumu〜 YABOな人

帰ろう mumu〜 YABOな風
来ない mumu〜 YABOな人


23.銀色の世界

作詞:山木康世
作曲:山木康世

秋の黄昏どきに 君を想い出し
そういえば いつか 君と歩いたね

銀杏並木 枯葉の散る 地下鉄までの道
風の中で 君の笑顔 きらきら かがやいてた

すれちがう女学生 恋する乙女
そういえば いつか 君と話したね

オーロラ便でこの街にきた 遠い日の思い出
まだこの僕と出会う前の 二十すぎの君

あれから何年 逢わなくなって
もうすぐ この街 銀色の世界

秋の黄昏どきに 君を想い出し
そういえば いつか 君と旅したね

走る電車 日だまりの中 ひろがる れんげ畑
忘れるには未だ早くて 思い出が多くて

あれから何年 逢わなくなって
もうすぐ この街 銀色の世界
銀色の世界


24.季節の夕暮れ

作詞:山木康世
作曲:山木康世

ひとり夢みた街に 今日も雨が降る
夜に見上げる空も 押し黙ったままの空
通りすがりの人が なぜか急ぎ足
そこにあるのはひとつ 生き抜く知恵と賢さ
涙を隠して 作り笑いの日々
何かを忘れたまま さすらす街の旅人

季節の夕暮れが 影を落とす
季節の夕暮れが 愛を奪う

愛しても愛されず 空回りの街
何をしてもうまく いかない事に苦しみ
あまりの人の多さに 会話を無くして
あてもなく漂えば しらけぎみの風が吹く
何かをする為 誰か愛する為
この世に生まれてきたはずだ きっと君と僕

季節の夕暮れが 影を落とす
季節の夕暮れが 愛を奪う

あれほど荒んでいた 乾いた心の中の
風も雨も 少し止んできた

季節の夕暮れが 影を落とす
季節の夕暮れが 愛を奪う


25.星空のページェント

作詞:山木康世
作曲:山木康世

梢をすべり落ちる星 真夏の覗わい
遥か宇宙をさまよって 燃えて落ちて行く
星空のページェント 朝まで
君を両腕で 抱きしめて
Starry Light Lovely Night
Starry Light Lovely Night

僕らを乗せて飛んで行く 宇宙船地球号
遥か銀河の風を受け 過去から未来へ
星空のページェント 朝まで
君を両腕で 抱きしめて
Starry Light Lovely Night
Starry Light Lovely Night

見果てぬ夢に願いを込めて
咲いたロマンスきらめくロマンス
星が流れる夜空を駆けて
青い命 永遠に輝け
Starry Light ただ見つめ合う
Lovely Night 言葉はいらない
Starry Light 流れる星の
Lovely Night きらめく夜に
Starry Light Lovely Night
Starry Light Lovely Night
Starry Light Lovely Night


26.ココナッツ・ムーン

作詞:山木康世
作曲:山木康世

君に手紙を書いたのに
うまい言葉が見つからず
あい変わらずの へたくそな文字
笑わないでくれ

黒のインクは便せんに
次の言葉に待ち疲れ
にじみ出して
それは僕の心の戸惑い
ガラス窓から射し込む
ココナッツ・ムーン
今日は朝まで 眠りつけそうにない
あの娘の部屋に射し込む
ココナッツ・ムーン
どうぞ優しく包んで
起こさないで 忍び込んで 心に

耳を澄ませば遠くから
甘くささやく虫達は
恋の駆け引き 草いきれの中
震えながら
夜のしじまに広がる
ココナッツ・ムーン
今日は独りで 眠りつけそうにない
都会の海原広がる
ココナッツ・ムーン
どうぞ優しく包んで
起こさないで 忍び込んで 激しく

君に手紙を書いたのに
うまい言葉が見つからず
あい変わらずの へたくそな文字
笑わないでくれ


27.何故 愛は…

作詞:細坪基佳
作曲:細坪基佳

何故愛は いつも揺れるの
永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに
何故心 いつも揺れるの
二人の愛 色あせてゆく

どうしてだろう まぶた閉じれば
かえらない夏の日が
浮かんでは消える
目と目を合わせて
微笑み交わすけど
今の二人 どこか違うね
何か言いかけて あなたがためらう
時は静かに すべてを変えてゆく

何故愛は いつも揺れるの
永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに
何故心 いつも揺れるの
二人の愛 色あせてゆく

あなたの気持ち 知らなくてもいいと
投げやりな自分が悲しいね
見つめ合うだけで 分かりあえた
あんなに愛してた二人だったね
あの日のままで
居られるわけもない
時は静かに すべてを変えてゆく

何故愛は いつも揺れるの
永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに
何故心 いつも揺れるの
二人の愛 色あせてゆく

何故 愛は…
何故 愛は…
何故 愛は…


28.輝く朝に~ABRAXAS~

作詞:細坪基佳
作曲:細坪基佳

あなたの瞳は 私の心
震わせる 仄かな風のように
波の音きらめく 輝く朝は
妖精の 唄のように始まる
束ねた髪やさしく ほどいて
みせてよ あなたのすべてを

Sunrise & Day Light
喜びに満ちた朝の陽が 二人を包む
離れられない あなただから
僕が守り続けていたい

青い空消えゆく 虹の色だね
美しいままで そばにいて
あなたは他の 誰とも違う
ABRAXAS なぞめいた女神
見つめるだけじゃ たりない
指先 ため息 すべてが愛しい

Sunrise & Day Light
あるがままに自由な翼を ひろげなさい
胸に落ちた ひと粒のMorning Dew
それがあなただと今わかる

Sunrise & Day Light
喜びに満ちた朝の陽が二人を包む
嘘は言わない何も言わない
あなたとならどこまでもゆける


29.ひとりの君へ…

作詞:細坪基佳
作曲:細坪基佳

そっと抱きかかえた君を
何処へ横たわらせよう
たとえば春の緑の野辺に
風にふるえる蕾のように

眩暈から覚めた君は
ひばりの声をきく
白いうなじに唇よせて
愛の予感を君に告げよう

長い坂で誰もがみな
同じように苦しみ
たったひとつの生きがいを
探しながら歩きつづける
生きることがとてもつらくて
立ち止まった日々もある
でも今日から想い出に
呼びかけたりはしない
君を心から君だけを見つめよう

そっと抱きかかえた君を
何処へ横たわらせよう
たとえば秋の燃える星座に
かすかに揺れる流れ星のように

堕ちていってしまいそうな
君の美しさを守り続けよう
僕のこの手で
強く抱きしめもう二度と離さない

長い坂で誰もがみな
同じように苦しみ
たったひとつの生きがいを
探しながら歩きつづける
生きることがとてもつらくて
立ち止まった日々もある
でも今日から想い出に
呼びかけたりはしない
君を心から君だけを見つめよう

君を心から 君だけを見つめよう


30.旅鴉の唄

作詞:山木康世
作曲:山木康世

たった一度の人生を
これが運命(さだめ)とあきらめ
愛をどこかに置き忘れ
生きることに疲れて
がんじがらめの世の中を
渡り歩く旅鴉
雪の積もる山路を
走りたくないか
木枯らし吹きまくる
冬疾風の中で

どうせ生きなきゃならないし
一人死ぬには勇気もない
時の流れに身をまかせ
水の流れに身を映し
心ふさいで目を閉じて
思い悩む旅鴉
風に転がる石よりも
根無し草でいい
季節が繰り返し 生まれ変わる今は

沈む夕陽をみつめてる
一人ぼっちの旅鴉
心優しきあの女(ひと)を 愛してみないか
酔いつぶれた町に 背中向ける前に
酔いつぶれた町に 背中向ける前に


31.待ちわび通り

作詞:細坪基佳
作曲:細坪基佳

待ち合わせ 久し振り 遅れて
改札すり抜ける あなたを見つけた
何時からだろう
駆けてゆく あなたの背中を
ながめてばかりいたような
そんな気がする

肩寄せて ほほえんで 傍に来て
言わないで誰かのことは それ以上
恋人と呼ばれてた あの頃のままに
優しいしぐさだけ 見せてよ

待ちわび通りは 行き止まり
ほろ苦い言葉だけど
サヨナラを言わせてよ
秋深く人恋しくても
もうあなたを 呼び止めたりしない

思い出のひとつひとつたぐり寄せ
言葉にすればあなた 無口になる
意地悪な気持ち それも愛かしら
あなたの瞳に愛を探していたのに

誰かがそっと腕を回せば
サラリとすり抜け駆けてゆく
ずっとそのまま
振り向いてしまえば
立ち止まるから
きっときっと立ち止まるから

待ちわび通りは 行き止まり
ほろ苦い言葉だけど
サヨナラを言わせてよ
秋深く人恋しくても
もうあなたを 呼び止めたりしない


32.ジャマイカの風

作詞:山木康世
作曲:山木康世

行ってみたいなジャマイカ
大きな船に乗って
南の国は遠い 常夏の国

行ってみたいなジャマイカ
空ははるかに広い
ココナッツの木の下で 愛をささやく

遠い海を渡ってくる
君からの便りは
南の風に乗って ジャマイカの風

行ってみたいなジャマイカ
白い開襟シャツで
夢は頭を巡る ジャマイカの風

行ってみたいなジャマイカ
見知らぬ人に逢って
コンニチハとサヨナラ
言ってみたいな

遠い海を渡ってくる
君からの便りは
南の風に乗って ジャマイカの風

遠い海を渡ってくる
君からの便りは
南の風に乗って ジャマイカの風
ジャマイカの風
ジャマイカの風